よくあるご質問

Q.習い始めるにあたり、ピアノに活かせる遊びや取り組みはありますか?

●絵本の読み聞かせ
音符は、1音1音はもちろんですが、言葉のようにまとまりで捉えて読めることが大切です。音符の前に親しむ日本語も、まとまりで捉えられていますと、読譜をするときの視線の動かし方などにも良い影響があると思います。たくさん読み聞かせをしてあげることで、暗記力や想像力、表現力も高まりますので、一人で読めるようになってからも、お子様が嫌がらない限りは読み聞かせてあげると良いと思います。
小さいうちは特に、お気に入りを何度も読みたがる傾向がありますので、取り出しやすく表紙が見えやすいマガジンラックに飾るなど、お子様が自分で絵本をすぐ手に取れる環境を作ってあげることも大切だと思います。

●全身運動、お外遊び
ピアノを弾くには、瞬発力や、手や目のすばやい動き、手の形や姿勢を保つ等、様々な運動能力が必要です。
たくさん運動した後のレッスンで、良い音を出せる生徒さんがいらっしゃることからも、無駄な身体の力が抜けたりと、短期的に見ても、運動の効果はあると思います。

長期的な視点では、幼児期から学童期にたくさん運動して脳をよく興奮させ活性化させることで、思春期前のソワソワ感(落ち着きの無さ)や、イライラなどを抑制する効果も育つと言われています(小学館・脳をきたえる「じゃれつき遊び」より)。

また、手の筋力をつけるには、鉄棒やうんてい遊び、ご家族への肩もみなどがおすすめです。

●歌や音楽にたくさん触れる
歌や音楽にたくさん触れることで、音楽が好きになることは言うまでもありません。
無意識のうちに、音感やリズム感の習得につながりますので、テレビなどの音楽に合わせて歌ったり踊ったり、手遊び歌などに親しむこともお勧めです。